リキューの個展へ行って来ました。
4/18からアメリカ村のギャラリ−パライソから始まり、
今は5/8まで美章園のアートギャラリ−・エムズでやってます。
ここでは、絵だけでなくリキューが絵付けをしたお皿が展示されてます。
このお皿は9年前くらいに旭川と札幌で個展をする際に、リキューが梅ちんに
お皿を作ってもらい、絵付けを習い、焼いてもらったものです。
当時旭川と札幌では飛ぶように売れてこれだけ残っただけです。
梅ちんとは私の親友で代々愛媛の砥部焼きの窯元さんのお家で生まれ、
学生時代、大阪、京都で修行を積み、故郷へ戻り自分の窯を持ち、
精力的に活動をしていた作家さん。
当時は作品を作りたいけれど、生活ために、注文のお皿をひたすら焼いていて、
だからリキューが作品を作ることに、忙しいのに時間をさいて協力してくれて、
このお皿が出来たのです。
私が紹介したのに、私より親しくなり、
男同士っていいな〜なんて焼きもちを焼くぐらいの間柄でした。
後、彼はリキューに触発され、職人的に働いている自分から、昔からの夢である
作家としての活動も始めて、若い砥部焼きの作家たちのリーダーになりかけていた
矢先肺がんに倒れ、帰らぬ人になりました。
このお皿は大切な形見で、リキューと梅ちんの共同作品。